翻訳と記号など

翻訳家や翻訳会社などは、翻訳を行う際に、記号や句読点を理解する力も必要とされています。

例えば、句読点ですと、「彼女と彼氏と姉」と言う言葉は、読点を入れる場所によって意味合いが違ってきます。

「彼女と、彼氏と姉」としたならば、「彼女と、姉の彼氏と姉」と言った意味でとれてしまい、「彼女と彼氏と、姉」としたならば、「彼女と彼女の彼氏と、姉」と言った様に、意味が変わってきてしまいますし、英文の小説などでは、読点がしっかり付けられていない小説が多いですので、本来の読点を付けるべき場所を間違って読み取ってしまうと、作者が書いている文章と、全く意味の違った文章になってしまう恐れもあります。

さらに、記号などの使い方も注意が必要で、「」(鉤括弧)は特に注意すべき点や、会話の部分を抜き出すために使用する事が多く、()(丸括弧)などは、追記や説明などを囲む事が多いです。

これも、翻訳家や翻訳会社が、間違って解釈してしまうと、追記の為に入れているナレーションを、人物の会話として扱ってしまったり、逆に、人物の会話を、説明の様に扱ってしまう事も考えられるのです。

翻訳と疑問文

日常生活でも良くある場面ですが、やたらと疑問文を多用する人は、嫌われてしまう傾向があると思います。

日常会話をしている時でも、無闇矢鱈に「~って楽しいと思うでしょう?」とか、「私って~な性格でしょう?だから~みたいな人とは合わないと思わない?」の様に、話されるとあまり良い気分はしないと思いますし、少なくとも私は嫌いです。

この様な話しであれば、「~って楽しいと思うから、今度やって見ない?」と言った使い方ならば、気にはならないですし、「私は~な性格だから、~みたいな人とは合わない」の様に言い切った方がスッキリして感じます。

そして、上記の様な例は、翻訳の世界でも言えると思います。

翻訳をする際に、やたらと疑問文に変換して翻訳する癖をもっている、翻訳家や翻訳会社があるのです。

例えば「俺は~の様に思っているから、後は君の気持ちだけだ」と相手に投げかけているのに、「俺は~の様に思っているけれど、君はどうだ?」の様な翻訳の仕方をしてしまうのです。

日常でも良い印象をもてない事柄なので、なるべく翻訳でも、この様な翻訳の仕方は避けた方が良いと思います。